読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

匠の相駕籠

福岡で成長をつづけるソフトウェア企業の日常とオピニオン - メメントモリ公式ブログ

君の名は。感想

映画「君の名は。」を見た。

これだけ話題になっている作品なので、ずっと気になっていたが、ようやく見に行くことができた。私は、映画「アナと雪の女王」すら見ておらず、映画の話題に関してはかなり疎い。少しだけ感想を書かせていただこうと思う。

 

以下、感想。 

 

私が好きなシーンについて2つほど。

ひとつは宮水神社で、宮水姉妹が舞を奉納するシーン。美しく、みやびな所作に思わず見とれてしまった。これは実写で人物がこのように演じたとしても、なかなかこの神々しさと華やかさを同時に表現するのは難しいのではないかと思った。

実写には実写の得意な表現があり、アニメーションにはアニメーションの得意な表現があるのだなと思わせてくれた。

 

もうひとつは、瀧と三葉が初めてリアルに出会う、黄昏時のシーン。お互いの日記を通してしかコミュニケーションできなかった二人が、奇跡によって、ほんのひと時だけ邂逅する。

ようやく出会えたのに、なんかどうでもよい話をして時間を潰してしまう二人に、観客はやきもきさせられるが、微笑ましい場面でもある。そしてその時間が終わってしまった時に、もっとこうしていれば良かった、という気持ちは、みんな経験したことがある気持ちだろう。

これもまた美しくて、儚い、名場面だったと思う。

 

RADWIMPS の歌も、とても良かったと思う。

 

妻にも見てもらい、感想を聞いてみた。

わたしにはない視点で面白いなと思ったのは「朝、目覚めると理由はわからないけど涙を流してしまうことがある」ということに共感を感じるようだ。夢は時間が経つごとに忘れてしまうなど、そういった部分を上手にストーリーに落とし込んでいるのが、良いなと思ったそうだった。

 

いろいろと書き始めるときりがつかないので、感想はこの辺で。

新海誠監督の作品は「君の名は。」が初めて。気になったので、ネットで「君の名は。」に関するのインタビュー記事などを読んでみた。

 

新海誠監督の作品は、美しい背景美術などがいままでも評価が高かった。今回の作品では、キャラクターデザインに田中将賀さんを迎えて、強いキャラクター性を手に入れた。そして作画監督には、スタジオジブリで作画・作画監督として力を発揮してきた、安藤雅司さんを迎えた。これによって、さらにキャラクターが広く受け入れられる一般性を手に入れたというのは、なるほどと思った。

一人の力で作り上げられた作品ではなく、大勢の人の才能が発揮され、それが抜群の調和を見せた作品だったんだなと感じた。