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匠の相駕籠

メメントモリ公式ブログ

『見えない“貧困”』をみた

今年の2月頃ごろに NHK で放映された『見えない“貧困” ~未来を奪われる子どもたち~』という番組を、NHKオンデマンドで見た。

 

相対的貧困状態にある家庭を取材した番組で、小学生の子どもを育てている母子家庭、父親をなくした家庭、両親が必死に働いても進学することが難しい高校生、いろいろな世帯にスポットを当てていた。

 

特に同情したのは、小学生二人を育てる母子家庭について。

母親は日中働き、夕方家に帰ってきてご飯をすませて、子どもが眠る前に、子どもたちを残して、また夜間の仕事に行かなければいけない。

子どもたちは、親のいない家で、眠りについているのだ。

 

 

親がいないというのは心細いだけでなく、必要な親子の会話の時間さえも奪われているのだと思う。

私でさえ、まだ小さい子供を、平日はほとんど妻に任せっきりになっている。

休みの日になると、子どもたちはその埋め合わせを求めるかのように、寄ってくる。

 

 

平日、仕事が遅くなり、家族の寝静まった家に帰ると、

なんだか大切な時間を過ごし損ねてしまったのではないかと、悲しい気持ちに襲われる。

 

 

番組中に紹介されていたが、子どもは成長するごとに、月々に発生する費用が上昇していく。高校生にもなると、平均して月額7万ほどが必要になるとのこと。

 

高校生を対象にアンケートを取った結果、アルバイトをしている学生の、その理由は 1/2 が家計を支えるためしていて、40% 以上は週に4日以上アルバイトをしている!

 

大学進学をする上で、2人に1人は奨学金を使っているとのことだから、貧困でなくても大部分の家庭では、教育費の捻出に相当苦労していることが伺える。

 

正直、自分に置き換えて考えてみた時に、果たして自分が2人の子どもを、不自由なく育て上げることが出来るのかと、不安になる。

 

 

番組中に知った言葉で、「教育保障」という言葉があった。

例え、どんな家庭環境にあったとしても、子どもたちは須らく同じ水準の教育を受けることが出来るようにする。そういう社会環境を整えていく...。

 

そのために、何かをしていきたいなと強く思う。