匠の相駕籠

ソフトウェア開発会社の日常とオピニオン - メメントモリ公式ブログ

毎日つけている日記の話

昔から続けている習慣なのだが、できるだけ毎日、ノートに日記をつけるようにしている。

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このブログは人に読まれることを意識して書いているが、ノートの日記は誰も見ることはない。内容はどんな些細な内容でもよくて、今日は調子が良かった、悪かったといた体調の話。その日勉強したこと、思いついたことなどを書き留めたりする。

 

日記を書きはじめるきっかけとなったのは、ジェラルド・M・ワインバーグ著の『スーパーエンジニアへの道―技術リーダーシップの人間学』を読んだことだ。これはなかなか恥ずかしいタイトルなので、オフィスの机においておくと、もれなく同僚から冷やかされること間違いないが、内容はとても良い。

 

この本の中に「技術革新への障害」として紹介されているのが「自分に対する盲目性」という人の性だ。

書籍の中では具体的な例をもって説明されているが、結論を言うと、すべての人は自分を客観的に見ることができないと言っている。

客観的になることができないため、思い込みから逃れることができないし、問題に気がつくこともない。

 

客観的に自分を見るというのは、不可能なことであって、そこには特別な工夫が必要になる。

 

良い方法は、自分を観察してくれるコーチを見つけることだが、コーチを見つけられない場合は、日記を書くと良いとある。

 

日記を書いた瞬間は、自分を客観的に見れているわけではないが、時間が経って日記を見直した時に、自分の過去をすこし自分から離れてみることができるというわけだ。

 

『週刊少年マガジン』に『ベイビーステップ』というテニスを題材にしたマンガがある。このマンガの主人公はノート魔で、試合の自分の行動を、全てノートに落とし込んで分析していく。

これは自分を客観視する側面もあるし、データを収集して見方を変えることで、そこから新しい戦略を見つけたり、自分の無意識の傾向に気づくような描写がある。

 

なんかこういう主人公ってかっこいいなと、ちょっと憧れた。

 

 

そこまで綿密に自己分析しているわけではないけど、たまに読み返してみて、なるほど3か月前はこんなことしてたのか、と思い返すことはある。

 

 

ちょっと話は戻るが、「自己に対する盲目性」というのは面白いテーマなので、興味のある方は、ジェラルド・M・ワインバーグ氏の書籍をお買い求めください。