匠の相駕籠

ソフトウェア開発会社の日常とオピニオン - メメントモリ公式ブログ

会計のお勉強

夜が更けているが、私はまだオフィスに残って仕事をしている。

やっているのは請負の仕事ではなくて、自社関連の作業。土日はたくさん家族サービスできた。そろそろ、いろいろとやりたい仕事も溜まってきたので、気が済むまで作業することにした。

集中力がきれたらソファーで仮眠を取って、また取りかかる。

頻繁には出来ないやり方だけど、たまに自分を追い込みたい時にやったりする。

 

 

先週末に、ポール・ホーケン著の『ビジネスを育てる』という本をざっと読んだ。起業の入門書のようなもので、私の尊敬するジョエル・スポルスキ氏が推薦していたので、ずっと以前に購入した。

購入してすぐに読んだときは、あまり引っかからなかったのだけど、久しぶりに読み返してみると、いくつか気になるものがあった。

 

その一つは、会社の会計情報を表す「貸借対照表(バランスシート)」と「損益計算書(PL)」は読めるようになっておく必要があるという話だ。

(この二つの財務諸表は、会社のお金の出入りの概要を、ある時点のスナップショットで表現しているようなものだ。)

 

ある程度は会計の勉強をして、簿記をつけ始めたのだけど、いまいち見方がわからず放置していたこの資料...。

 

わからないままでも良いかと考えていたけど、日々ある時点では思ったよりもお金が多く見えたり、実は支払の日が近づくと、お金が足りなくなっていたりと、不思議な魔法を目にしているようだった...。(たった一人の規模でやっているはずなのに!)

 

この財務諸表を最初から読める状態で起業する人は稀らしいが、会社の規模が小さいうちに、この数字には親しんでおいたほうが良いらしい。

 

会社の規模が大きくなると、自然とあつかう金額が増えてしまう。必要な時期にお金が足りない、必要以上に費用を使いすぎているなど、問題の兆候に気がつくのが遅れる。

あつかっている金額が大きい時には、一回の失敗が命取りになるようだ。

 

 

早速、会計ソフトから今期の財務諸表を印刷した。

あまり良くわからないとすっ飛ばしていた項目を、一つずつ頭に入れていくようにして、ノートに書き出していく。わからなかったり、忘れていた言葉は、簿記の教科書を引っ張り出して、もう一度覚えなおす。

 

簿記の教科書を読んでいたときは、実際にどのような役に立つのかイメージが湧かなかったが、実際の会社の資料と突合せながら読むと、「ああなるほど、こういう意味だったのか」という発見もあった。

 

貸借対照表と損益計算書は、それを見て、良し悪しのカンが働くようになるまで、経験が必要らしい。

少しずつ地道に覚えていこうと思う。