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匠の相駕籠

ソフトウェア開発会社の日常とオピニオン - メメントモリ公式ブログ

福岡に戻ってきた

本日、出張を終えて福岡へ戻ってきた。

出張の目的は、いま関わっている案件のお客さんが東京にいらっしゃるため、今後の開発を円滑に進めていくための打ち合わせ、顔合わせなどを行った。

 

東京の仕事では、しばらく一緒にお仕事をしているのに会ったことがないというケースがある。チャットやビデオ会議が普及しているおかげで、こういうリモートワークのような仕事も可能になった。

しかし、人と人が集まり、同じ目標に向かって一丸となって取り組んでいくという、仕事の本質は変わってない。

テクノロジーのお陰で、すぐ連絡が取れるようになっても、実際に会ったこともない相手に何かをお願いするのは遠慮があるだろう。

無理をお願いするのは気がひけるだろう。

でも一緒にご飯を食べたことのある相手なら、ちょっと悩みを打ち明けるということも出来ると思う。

 

東京と福岡で、地理的には離れているけれど、人の距離感は離さないようにしたいと思う。そのためには、何度でも足を運んだっていいと思う。

東京と福岡の間に、距離感を作らない。

そんなつもりで、最近は仕事に取り組むようにしている。

 

 

 

しかし、私は人付き合いがやっぱり下手だ。人と打ち解けて話せるようになるまで結構な時間がかかる。初対面の方ならばなおさらだ。自分は壁を作っているつもりではないけど、話題をつなげるのが難しい。

昨日の飲みの席では、一緒に仕事をしている別会社の営業マンも同席していたのだが、さすがに営業を続けている人は、話をつなげていくのが上手だ。

もっと自分が取り組んでいることをいろいろと話していけるのがいいなと思うが、いまは対して自社事業に時間を使えていない。会社のことを話してと言われても、いまの私にはちょっと難しいようだ。

精進していきたい。

 

 

 

東京の最後の夜に、宿泊したホテルで映画を見た。

阿部サダヲ主演の「殿、利息でござる!」という邦画だ。

 

江戸時代中期のとある宿場町を舞台にしている。この宿場町は、藩から負担の大きな役目を受けており、非常に生活に苦しんでいた。宿場町の将来を案じた町人、商人たちが自分たちの私財を投げ打って、宿場町に活気を取り戻していくというお話だ。

 

自分で稼いだお金はもちろん、先祖から代々受け継いだものまでも投げ打ってしまう。

そういう個人を超えた行動は美しい...。しかし、実際には家族や親戚の理解は得られないだろう。みんなそうあれたらカッコイイなと思うけれど、いざ自分がと思えば、様々な困難を想像して膝は折れてしまう。

それは人の素直な感情だ。普通なのだ。

 

確かに偉大な人たちというのは過去にいて、その御蔭で、いまの私たちは日本社会の恩恵を無意識に受けることができている。だから、私も何か自分の子供達のためになることをしたいと常々思ったりはする...。

...うん、難しい話だ。

 

だが、どうしてもこういう美談を映画にすると、身近に感じにくい部分があるし、正直なところ説教臭くなるなぁ。

「殿、利息でござる!」も.. すこし説教臭かったかな...。

人とはかくあるべし。

...正しいのだけれど、身近には感じにくい。

 

公(おおやけ)についての考え方は、難しいと思う。

私は子どもが生まれてから、本当に自分を超えたところにあるものについて考える事が多くなった。これについては、なかなかうまく整理して話せない。

 

私もまだまだ成長する時間が必要だなぁ...。