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匠の相駕籠

ソフトウェア開発会社の日常とオピニオン - メメントモリ公式ブログ

人を見下すように物を言う君へ

やけに自分を高い位置において、人を見下すように物を言う人がいる。

 

例えば、未熟な人にアドバイスをしたいとき。

または、対立した立場にある人を貶めたいときなどに、こういう物言いをする。

 

過去に、私は他人に対してそういう態度を取ってしまったことは、いっぱいあったと思う。だからこれは反省と、自戒の念も込めている。

 

物を知らない人に、ついつい横柄な口の利き方をしてしまうことは、普通の人はよくやってしまうことだ。相手よりも自分のほうが利口なんだから、ここは一つ教えてやろう。教えを受ける側にも相応の態度が必要なのだ。正座して私の話を傾聴せよ。

そして、もっと幼稚なのは、人を貶めるためにこういう言い方をする人。

 

こういう人は、自分自身が実は無知であることを理解していない。

ひとりの人間が一生学んでも、知ることが出来るのはたかが知れている。私はたった30年ほどしか生きていない若輩だが、世の中は自分が知らないことだらけであるというのを、ようやくぼんやりと分かるようになってきた。

すべての人は無知であると思う。

 

 

何か志を持って、物事を進めようと思うと、障害ばかりにぶつかるし、自分にできないことばかり見えてくる。自身というのは、人生で一度だけ折れるのではなく、人生の中で繰り返し何度もそれは折れるのだ。

 

私が学校を卒業して社会で働きはじめたとき、しばらくの間、仕事を何もかもうまく進めることができなかった。仕事をすすめるために必要なものが、自分の中にすでに備わっていると勘違いしがちなのが、学生というものだと思う。

上司や同僚からめちゃくちゃに怒られて、ぽっきり鼻っ柱が折れてしまって、ようやく自分に足りないものがあると理解できるようになる。

 

私は勘違いしていたのだけど、こういう経験って、人生の中で社会で働きはじめるときに1度だけあることだと思っていた。

 

しかしそれはぜんぜん違うということが、最近わかるようになった。

 

世の中は、私たちが知らないことだらけなのだ。

だから私たちは、何度も出来るようになったり、出来なくなったりを繰り返して生きていく。

 

自分が今できることに満足して、偉そうにふんぞり返って、人に講釈ばかり垂れている人は、いずれ自分がとんでもなく後ろに置いていかれるということを覚悟すべきだ。