匠の相駕籠

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里親制度について少し学んできた

 今日は家族からお休みをもらって、福岡市地行浜(福岡ドーム近く)にある『福岡市こども総合相談センターえがお館』にやってきた。

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 本日こちらで『里親カレッジ』という、「里親制度」を広く市民に知らせるためのイベントが開催されており、これに参加してきた。

 

 私はいわゆる養子縁組というものは知っていた。これは血のつながりが直接あるわけではない親子を、法的に実質の親子であると認定するもの。しかし里親というものはどういうものか知らなかった。

 

 里親とは、何らかの理由によって実親のもとで暮らせない子どもたちを、自分たちの家庭である一定の期間、自分たちの子どものように育てる制度だ。

 その期間は様々で、生まれたばかりの新生児をすぐに里親として育てはじめるような関わり方から、季節里親といって、例えば2週間という短期間だけ預かるという関わり方まである。

 

 この里親制度というのは、まだまだ広く知られていないし、福岡市での里親の委任例というのは、年々増えてきて入るものの昨年では 40 例ほどだったそうだ。実際に助けが必要な子どもはもっといるはずなので、まだまだ支援の手が十分とは言えない状況だ。

 とはいえ、本日えがお館でこういった活動を続けられているスタッフの方々にお会いしたけれど、非常に熱心に、静かに、根気強く活動されていらっしゃるのだなと思った。

 

 今回の『里親カレッジ』は、実際に里親を検討されている方や、養子縁組を検討されている方も多く参加されていたのだと思う。私は、里親制度について興味があって、もう少し実態を知ってみたいと思い参加してみた。

 参加してみて、実際に資料を見せていただいたり、現在里親をされている方からのお話も聞けたりして、非常に身近に感じることが出来た。

 

 お話だけでなく、平成25年ごろに1年ほどかけて、実際に福岡市で里親をしている家庭を取材して、その背景を撮影したビデオも放送された。映像で実際に里子を受け入れている家庭がどのような様子なのか。それぞれの思いなどが非常によく伝わってくる。

 資料やお話だけでなく、実際のイメージも湧いてきて、これはとても勉強になった。

 

 これは本当によい映像で、イベントが終わったあとでスタッフの方に、映像を頂くことが出来ないか相談してみた。これは残念ながらできなかった。と言うのは、この映像は里親と里子の実名や、モザイクのかかっていない本当の素顔が出てくる。広くこの制度について知ってほしいという思いはもちろんあるが、公表する訳にはいかないそうだ。

 里親制度、そして子どもの問題は非常にデリケートだ。こうして里親制度に興味を持った人にだけでも知ってもらおうと、取材に協力して頂いたご家庭には頭が下がる。

 

 子どもの貧困問題というものもあるが、この問題について調べていたときも言われていたが、こういったデリケートな問題は、公に声が出てくるものではない。人に知られたくないことだってある。でも助けは必要なものがある。

 

 まだまだ今日気づいたことについて、私は消化不足。

 

 『里親制度』については、さらに興味が湧いてきたので、もう少し色々と勉強させて頂きたいと考えている。