匠の相駕籠

ソフトウェア開発会社の日常とオピニオン - メメントモリ公式ブログ

ニアショアと言われる屈辱

東京の企業からお仕事を受けて、福岡で仕事をするというケースがよくある。

IT業界だけなのかもしれないが、

東京の仕事を、それ以外の土地でうけると、

ひとくくりに「ニアショア」と言われることがある。

 

もともと「オフショア開発」という言葉がある。

 

これは人件費が圧倒的に安い地域(海外など)に外注して、

開発コストを安くするために行われる。

ただし海外のため、言語の壁など

コミュニケーション上の制限がある。

 

同じ国内で、日本語が通じるということで、

「オフショア」よりもより近い「ニアショア」という言葉が生まれた。

 

私は「ニアショア」という言葉を言われると、

非常に屈辱を感じる。

 

私たちは福岡で仕事をしているが、

東京よりも質も値段も安いという理由で、

注文されているのかと感じる。

 

まず私たちは安い仕事を受けているなんて感覚は一切ない。

目の前にある仕事に対して、

東京で働いている人たちと、同じかそれ以上の気持ちで臨んでいる。

 

そこにあるのは地理上の制約だけ。

東京と福岡がそれなりに遠く、

対面ですぐに話せるわけではないという

ハンデはある。

 

これは仕方のないことなので、

必要があればすぐに東京に飛ぶなどの

フットワークの軽さでカバーできるものと考えている。

 

一つ一つの仕事を大切にしている。

一緒に開発している仲間から、

「ニアショア」などと言われると悲しい。

 

働き方と結果で、見直していただけるように頑張っていくしかない。