匠の相駕籠

ソフトウェア開発者の日常とオピニオン - メメントモリ公式ブログ『匠の相駕籠(たくみのあいかご)』

「運」に左右されず、幸せになれる社会へ。

日曜日に『子どもの貧困と子どもの権利』という市民フォーラムが開催された。

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私が今年に入ってから関わりを続けてきたNPO、

子どもNPOセンター福岡さんが、

毎年続けてきて、今年でなんと16回目になるそうだ。

 

私は、今年初めてこの市民フォーラムに参加した。

 

基調講演は、

子どもの貧困対策センター公益財団法人あすのば代表理事

小河光治さん。

 

あすのばでは、子どもを支援する取り組みを

色々とされているが、

今回紹介されたもののひとつに「新生活応援給付金」

と言うものがある。

 

対象は、小学校入学、中学校入学、卒業、

高校卒業する学生に向けて、

3万から5万円の返済不要の一時給付金をお渡しする事業。

 

厳しい環境に置かれている子ども、家庭では、

新生活のためのお金を用意できない。

そこに向けた直接支援の事業。

 

小河さん自身も、複雑な家庭環境に育ち、

貧困というものを経験してこられた。

自身の体験も交えて、

いま実際に困っている家庭の状況を話してくださった。

 

とても生々しい話。

ここ数日、少し多忙にしており、

このとき私はすっかり疲れていたのだが、

そんな疲れからか、

無性に涙が止まらなくなってしまい、

ずっと涙が流れ続けた。

 

 

繰り返し出てきたのは「運」という言葉。

いま自分が恵まれた状況にあるなら、

生活に不自由は感じないだろう。

 

しかし困難な状況というのは、隣り合わせにある。

もし運悪く交通事故で親をなくしてしまったら?

あっという間に、生活は厳しくなる。

 

日本は、ひとり親の家庭が置かれた環境は大変厳しい。

ひとり親家庭では、相対的貧困率は 50% を超えている。

 

困難な未来は、明日は我が身かもしれない。

 

そういった「運」に左右されず、

幸せな人生を全うできるような社会になることが、

子どもの貧困という問題のゴールになるのかもしれない。

 

 

子どもNPOセンター福岡さんの活動に、

少しだけ顔をだすようになってみて、一年が経過した。

困難な状況にある子どもや家庭に対して、

なんとかしようとして

私心を捨てて活動を続けている人々に出会い、

私はなんと狭い世界に生きていたのだろうと思う。

 

子どもNPOセンター福岡さんには惚れ込んでいる。

この人達を成功させるために、なんでもやりたい。