匠の相駕籠

ソフトウェア開発者の日常とオピニオン - メメントモリ公式ブログ『匠の相駕籠(たくみのあいかご)』

わたしは学びを深めてから、何をやるのか決める

子どもを取り巻く環境、福祉について関心をもつようになり、それについて何かできることはないのだろうかと強く思うようになったのは1、2年前のことだと思います。

 

福岡市で実際にそういった問題に取り組む団体を探しはじめて、とあるNPOの会合にはじめて参加したのは半年ほど前です。

 

私は仕事としてはITをしていて、プログラミングを書く毎日です。ソフトウェアエンジニアの私が、子どもの問題について何かしたいと強く願っても、「プログラミング」と「子ども」というのはなかなか結びつきがよく見えません。

 

自分が何をしたら良いのか。

 

それはわからないままですが、NPOの会合や勉強会に行き続ける中で、子どもたちの環境に起きていること、育児をしている家庭で起きていることは、少しずつですが学びを深めてきました。

 

学んでいるだけでいいのか、アクションを起こすべきではないのか。

 

それは非常に悩みの深いところです。

 

実際に社会的な問題として、喫緊の課題というのは山のようにあって、だれがどこから取り組めばよいのか途方に暮れるような状況にあると思います。

だから、いますぐにでも何かに取り組まなければいけない。明日からにでもアクションを起こさなければいけない。そういう心境になるのは、情の深い人であるほど、当然の心の動きかと思います。

 

当然、学びの先にはいつか行動が必要になるときが来ると思います。

 

しかし私の中には、まだ何を行動すればいいのか、納得の行く答えが見つかっていません。というのも、NPOの活動を通して、半年間ほど関わりましたが、実際に子どもたちと接する現場を持つ人たちの話を聞くにつれて、いつもいつも私の考えはアップデートされていきます。

 

ひとつ話を聞いた後でも、その話を聞く前と後では、考えることが変化する。

 

ひとつ学ぶごとに、ひとつ見える視野が広がっているからでしょう。

 

私はまだまだ勉強不足というか、何か事を起こすには、知らない本質が多すぎるなとよく感じています。NPO の活動に関わる中で、あなたはどういった行動を起こしますか?という問いを受けることがあります。

 

私はこの質問をされるといつも悩むのですが、最終的には「これからも引き続き興味を失わずに、子どもの問題について学び続けます」というふうに答えています。

 

学ぶということも、大切なアクションのひとつだと思っています。

 

関心を持って、それに関わり続けていくと、近い考えを持った人と出会う機会もふえて、それによって自分だけでは思いもよらなかった新しい道が示されることがあると感じています。

 

わたしは30歳を過ぎましたが、まだ道はみえません。ですが、いまやるべきことはハッキリしていて、それは学びを続けながら、その道を進み続けるということです。

 

どこにたどり着くのかは、皆さんが見守ってくださると嬉しいです。