匠の相駕籠

ソフトウェア開発者の日常とオピニオン - メメントモリ公式ブログ『匠の相駕籠(たくみのあいかご)』

一緒に働きたいと思える人をふやす

小宮さんがフリーランスから転身して、会社を作ったときはガッカリしました。

 

そんな話を飲み会の席でききました。

というのは、その社長さんは昔からよくお世話になっている人で、フリーランスの私に仕事を定期的に発注してくれていました。待遇も良い条件で遇してくれていて、とても感謝しておりました。

 

その社長さんいわく、やはりいずれは自分たちの会社に入ってくれることを期待していたそうです。まあ、入社するという意味での望みがなくなったので、ガッカリしたんだよというお酒の席での言葉でした。

 

 

わたしはこの言葉を聞いていて、すごく気持ちがよくわかりました。

 

たとえば、私もフリーランスになってから、それなりの現場で、いろいろな人たちと出会いました。非常に尊敬できるソフトウェアエンジニアやディレクターの人と出会い、この人達とずっと一緒に仕事をしたいなと願うこともありました。一緒に仕事をしませんかとお誘いしてみたけど、丁寧にお断りをされたこともあります。

 

じゃあ、同じ会社で働いてないと、一緒に働いているとはいえないのか?

 

例えば、いま取引している会社の人と話をしたのだけど、わたしたちは会社は違うけど、一緒に働いているといえば、一緒に働いているし、同じ目標を共有しているし、そういう意味では、やっぱり会社は違っても、仲間ですよね。

 

そんな話をした。

 

会社が一緒なら、仲間だ。

会社が違えば、仲間じゃない。

 

私はこう思い込んでいたけれど、それは全然ちがうのだ。

 

 

例えば、いま NPO の非常に尊敬できる人たちと出会って、一緒に仕事をしたいと(一方的に)願っているけど、なかなか諸事情でうまくいかない。

 

でも例えば、会ったときにちょっと会話をする。組織や場所が違っていたとしても、福岡と東京で離れていたとしても、同じような目標を共有しているわけだから、一緒にうごいているといえるのだろうし、そう考えると、これはやっぱり仲間なのだと思う。

 

東京にいる、尊敬するソフトウェアエンジニアたち。彼らとは場所は離れているけど、同じ目標を共有していて、やっぱり仲間なのだなと思う。

 

 

だから、会社を作ったから一緒に働けないとか、別の会社に転職したから一緒に働けないとか、そういうのは実はない、と思っている。

 

片思いでもいい。

 

あの人と一緒に働きたい。そういう人を増やしていきたいと、最近つくづくそう思っています。