匠の相駕籠

ソフトウェア開発者の日常とオピニオン - メメントモリ公式ブログ『匠の相駕籠(たくみのあいかご)』

週40時間以上は働けない

とある会社で頑張っている友人から電話がかかってきた。

彼とわたしはひと回りくらい歳が離れている。国内のそれなりに有名な製品の開発に携わってきた熟練のプログラマーで、わたしの大先輩にあたる。

数年前に、とある現場で一緒に仕事をしてから、仲良くさせてもらっている。

 

数か月前くらいから、新しい職場で頑張っているのは聞いていた。突然の電話だったのでどうしたのかなと思い、いろいろと話を聞いていた。

 

どうやらいまの職場とプロジェクトが、相当きびしい状態らしく、連日残業や休日出勤を繰り返し、体を壊してしまったらしい。

 

わたしもずっと昔、働きすぎて身体を壊して、しばらくの間、働けなくなってしまったことがあった。本当に、身体は資本である。無理をせずに、身体を一番にしてほしいと思うけど、責任感の強いひとなので、なかなかそれも難しいだろうなと思いながら、話を聞いていた。

 

 

 

わたしには話を聞くぐらいしか力になれることができない。炎上しているプロジェクトの話を、まるで対岸の火事のように、思うことしか出来ず、その火事の中で必死に火消しをしている友人の姿を、ただ眺めることしかできない。

 

わたし自身も、一年近く続いた、酷いデスマーチを経験したことはある。

 

いまは、デスマーチとまではいかずとも、連日の残業や、休日出勤などは、わたしには耐えられないなと思う。わたしの仕事は、忙しいといっても残業はないし、休日出勤もない。たまに特別、忙しくなるときもあるけど、長くても一カ月程度だ。ぜんぜん恵まれている。

 

夜も働く時があるけど、請負の仕事とはまったく別軸の仕事なので、半分趣味みたいなもので、キツければいくらでも自分のペースで休める。

 

たとえばわたしがサラリーマンで、会社から夜10時まで残業を命令されたとする。たぶん、そのような会社では、もうわたしは働けないだろうな..。結局、定時で終わる仕事を、10時まで引き伸ばしてダラダラやることになりそうだ..。