匠の相駕籠

ソフトウェア開発者の日常とオピニオン - メメントモリ公式ブログ『匠の相駕籠(たくみのあいかご)』

Do It Now リスト

仕事のしかたについて、最近試していることがあります。わたしが社会人として働きはじめたときに、先輩や上司から教わったことのひとつに「やることリスト(TODO)を作って、それに優先順位をつけて、その順番に作業すること!」というのがあります。

 

TODO を作ると作業を忘れることはなくなる... はずですし、やれることよりもやりたいことの方が多いのが常なので、優先度をつけるというのも理にかなっています。なので、基本的には10年以上はこのやり方を守っていることになります。

 

TODO はパソコンに登録するようにしてて、ツールはいろいろと選択肢があると思いますが、最近わたしは 『Trello』 というのを愛用しています。

 

 

 

さて。

この TODO というのは基本的には誰でもやっていることのような気がします。 この方法で問題だなと思うのは、やろうと思ってるけど、なんとなくやれてないことが、リストにずーっと残り続けてしまうことじゃないでしょうか。

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これは、実際にわたしが使っているやつのスクリーンショットですが、整理する前はもっとたくさんカードが残っていましたし、半年も1年も前から登録されたまま、放置しているものもあったりして..。

 

 

最近、エリヤフ・ゴールドラット著の『ザ・ゴール』という書籍を、ずっと繰り返し読んでいるのですが、この中で紹介されていることに、やることに優先度をつけて、それを順番に処理していくというアプローチは、優先度をつけないパターンと比べて効率が落ちるという指摘があります。

 

なぜかという理由は割愛しますが、最も良いのは「いますぐにやるべきこと」だけのリストがあって、それを処理していくというのが、一番シンプルで早くなるとのこと。

 

 

ずっとこのことについて考えていたのですが、結果的にわたしも優先度で作業を管理することを止めて、いますぐやるべきこと(Do It Now)リストに移行してみました。

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さきほど明日の朝にやることを登録したので、あまり変わりがないような気がしますが、TODO と比べて、出来るだけリストが空っぽにすることを意識しています。TODO 時代の古いやることは思い切って削除。

 

TODO のときは、やりたいことや思い付いたことを気軽に登録するようにしていましたが、こちらのリストはそもそも登録することを制限します。最初はメモ帳に書いておいたりして、そのまま忘れてしまう場合は、実はたいして重要ではなかったというふうに割り切ったり、本当にやりたいけど、でもすぐには取り掛かれないようなこと(例えば、子どもの写真アルバムを作るとか!)は頭で覚えておくだけでも、意外と忘れないものです。本当に、すぐに取り掛からなければならないというときだけ、登録するようにしてみました。Do It Now!

 

やることリストが空っぽになる時間が長いのは、精神的には気軽です。複雑な作業管理には、他の方法との組み合わせが必要になってきたりするのですが、ひとりの人間としては、目の前にあることに何も考えずに、すぐ取り組む!というのは、気持ちが楽になっている気がしました。

 

以上、最近試してみていることでした!