匠の相駕籠

ソフトウェア開発者の日常とオピニオン - メメントモリ公式ブログ『匠の相駕籠(たくみのあいかご)』

かわいい盛りが終わる頃

昨日は子どもたちと一緒に実家へ遊びにいった。日が傾いて、すずしくなってきた頃に、家の近くをみんなで散歩していた。長男はもうすこしで5歳になる。 

 

 

何度か言われたことがあるのは「男の子の恩返しは、4歳で終わりだよ」という言葉。男の子はちいさいうちは本当に可愛いけど、だんだん手を離れてくるし、大きくなったら見向きもしない。

 

しかも4歳なんて、子どもによっては物心もついていない。この4年間はだれのもの?この4年間は親のためのものなのだ。過ぎてみると、わたしたち親にとって、最高の贈り物になった。一生消えることのないたくさんの思い出を受け取った。

 

 

夕暮れに、なんとなく散歩をしていたのだけど、長男は私たちから距離を離れて、どんどん進んでしまう。面白そうなことを見つけると、こちらを振り向きもせずに行ってしまう。

 

わたしの実家は田舎なので、溝の深い排水路が、手すりもなく剥き出しで流れていたりする。大人でもよそ見していたら危ない場所。

 

長男がその近くでダンゴムシを見つけた。

 

こんなところにいたら可哀想だといって、排水路のギリギリまで踏み込んでいく。わたしは危ない!!と叫んだけど、わたしの言うことを聞かない。

 

もう優しくいっても、怒鳴ったとしても、親の言うことは耳に入らなくなっちゃったんだなと思って、ふと寂しくなった。長男はダンゴムシを助け出して、満足そうだ。

 

 

ちいさいうちは何をするにしても、私たちのところにやってきて、何をするにも一緒だったのに、それがもうすぐ終わるのだなと思った。

 

 

夜には家に戻ってきた。

あとちょっとでできなくなるのかなと思い、長男を捕まえて、抱っこした。

 

わたしは「もうすぐ抱っこさせてくれなくなるのかな?」といった。

長男は笑いながら「うーん、60%!60%!」と言っていた。