匠の相駕籠

ソフトウェア開発者の日常とオピニオン - メメントモリ公式ブログ『匠の相駕籠(たくみのあいかご)』

悩み

 わたしは占いなどをやらないし、あまり過度に信じないようにしている。例えば、お正月はおみくじを引くけれど、なんとなく儀式的にやっていることなので、運勢や書いてあることについては、あまり気にしないようにしている。(実際、すぐに結果をわすれてしまう)

 

 信用していないより、意識的に気に留めないようにしている感じだと思う。信心はわりとある方だとおもうけど、それには頼らないようにしたい気持ちだ。「神仏を尊び、神仏を頼らず」というのを気取っている。

 

 

 妻が手相をみることができるそうなのだが、そういった理由で、見てもらおうなんてまったく考えてなかった。しかしある日、たまたま何かの会話の拍子に、妻が友人の手相を見たのだが、それがよく当たっていて盛り上がったという話をきいた。そんなに当たるものなのかという気持ちになって、すこし興味本位で、わたしの手相を見てもらうことになった。

 

 わたしはいま32歳だけど、手相によると30歳後半になると運勢が悪いらしい...。わたしが困っているときに、それを助けてくれる人があまり現れないとのこと。なんとなく傷つく話だった。これはまったく個人的な悩みだけれど、わたしは人からあまり好かれるようなタイプではないし、自分の殻に閉じこもりたがる性格をしている。

 

 本当は助けようとしてくれている人を自分から遠ざけてしまったり、困っている人を横目に見ながら、それを無視するようなことをしてきた自覚がある。そしてそれについては、意識的に良くしようと努力していたのだ。

 人を遠ざけず、人の手助けをする。

 そんな心づもりではいたのだけど、どうやらそれはあまりうまくいっていないんだなという暗い気持ちになった。

 

 

 なんでわたしの手相の話をしているかというと、今年に入って、実はあまり良くないことが続いている。非常に親しいところにいた人を突然の事故で亡くした。昨年、今年ぐらいからわたしの周りで亡くなる人が多い気がする。ずっと教えを請うていた尊敬する先生が、教師を辞めるという。親しい友人たちは、離れた環境で仕事をはじめてしまった。仕事上の人間関係にも悩むことがたくさんあった。

 なんだか周りから自分が見放されていくような心境だった。

 そういった心境と占いの結果に、なんとなくシンクロするところがあったのだろうなと思う。だからこんなに深刻に考え込んでしまうのだと思う。

 

 

 わたしはこれまでどちらかというとラッキーな人生を歩んでいた。何がラッキーだったかというと、まぁ何不自由なくここまで育つことができたというのも幸運だけど、人との出会いが素晴らしく良かった。いつも自分が必要な瞬間に、自分の道を照らしてくれる人が目の前に現れていた。その人たちが引っ張ってくれたおかげで、本当にいま幸運な環境にいられるのだとおもう。

 

 いまは昔に比べて、そういった人たちとの出会いがない。

 

 これはなぜなんだろうというのも、ずっと最近考えていること。単純に運が悪い.. ということだけなんだろうか。

 

 そんなことで、最近は悩んでいる。