以前、妻と話していたときに、なぜスターバックスはこんなに人気があるのだろうという話題になった。
例えば、コーヒーの味は苦いだけで風味はないし、他のコーヒーショップにはもっと美味しいドリンクはたくさんある。
スタバは値段が安いとも言えない。
今日も私はスタバを利用した。
コーヒーを飲みながら、勉強したりパソコンを開いたり出来る場所は、そんなに多くない。
あるコーヒーショップには、○時から○時の間の自習はご遠慮くださいと書いてあるし、作業自体を禁止している飲食店はたくさんある。
そういった長時間滞在のお客のせいで、利用できなくなるお客もいるので、それを責めることはできない。
でも少しノートを広げてみても怒られない場所と考えると、やっぱりスタバが思いついてしまう。実際にスタバに入ってみると、平日の日中の利用客は、かなりの割合でノートやパソコンを広げている。
さて、その他にも一つ良いところを見つけた。
スタバでコーヒーを飲んで、立ち去ろうとした所、コーヒーカップとプラスチックを分別して捨てる場所がある。
普段、何気なく利用していたけれど、これもスタバの良いところかと思った。
利用客を、良いことをした気にさせてくれる。
いい気分にさせてくれる。
こんな分別作業には、実際の所、そんなに大きな環境的メリットはないのだろうと思う。けど、飲み終わった後で、自分の手でゴミを分別して捨てることで、ちょっとだけ良いことをした気持ちになれる。
なんとなく満足感が得られる。
小さな積み重ね、小さな工夫はいたる所に散りばめられているんだろうなと感じた。