匠の相駕籠

ソフトウェア開発者の日常 - メメントモリ公式ブログ『匠の相駕籠(たくみのあいかご)』

人と交わり、蒙をひらく

「啓蒙(けいもう)」という言葉は、蒙(もう・意:道理に暗い、おろか、など)をひらく、明るくするという意味である。

 

この言葉が存在するのは、わたしたちは生まれてから様々な蒙(もう)に包まれているということを意味していると思う。その蒙(もう)を払い、知恵をえるにはどうしたらよいだろうか?

 

そのためには人と交わるしか方法はない。

 

人と交わり、経験することで、見えないものに気がつくことができるようになるのだと思う。 

 

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2月8日、9日の日程で DroidKaigi 2018 というテックカンファレンスに参加してきた。このカンファレンスは資料や動画が後日に公開されるようなので、自分が必要になったときにネットで見るという参加も可能だ。

 

実際に会場にわざわざ足を運ぶ意味はあるのだろうか?

 

目の前で話をきく良いところは、疑問があれば、すぐに質問をすることが出来る。一方的に話をきくだけではなくて、議論をするような場合は、やはりその場にいたほうがよい。

 

もうひとつは実体験することによる刺激の違いがある。いろいろな技術的アイデアや、実践の話を聞くと、うずうずしてくる。ああ、自分ももっとコードを書きたい!試したい!というモチベーションがぐいぐい湧き上がってくる。

 

今回のテックカンファレンスに参加して、セッションを聞く以外にも楽しかったのは、他社の技術者との交流だった。私は福岡からひとりで地方参加していたので、東京の技術コミュニティにまったく知り合いがいない。

 

だから交流すると言っても、難しいものはある。

 

しかし、例えばセッションの後にスピーカーに簡単な質問をぶつけてみる。それだけでも意外と会話が弾んだりする。

 

その他には、企業ブースでいくつか実プロダクトのソースコードを公開している企業があった(!)

 

このカンファレンスに参加している人だけに、特別にちょっとお見せするよという感じでやってて、この取り組みって目新しい感じがするんだけど、一般的なの?

 

まぁ、それ自体は良い。

 

企業ブースでソースコードを公開しているところは全部まわって、実際にソースを見せてもらったのだけど、そこには大抵、現場のソフトウェアエンジニアが張り付いていた。

 

目の前にあるソースコードを見ながら、いろいろとその会社のソフトウェアエンジニアと交流することが出来る。これが私にはかなり楽しかった。

 

ソフトウェアエンジニア同士って、実際のソースコードを見ながら話をすると、眼の前にいる技術者が優れているかどうかって、肌感覚でなんとなく分かるんだなという気がした。あ、この人すごいな。という気がなんとなくする。

 

そのようにして、他社の技術者と会話ができるというのは、とても幸せな気持ちがしました。

 

 

カンファレンスについて技術的な部分の詳細や感想は、個人の技術ブログに、後ほど書こうと思います。

 

とにかく非常にいろいろと勉強になり、たくさんの刺激を受けました。どうもありがとうございました。福岡には明日の飛行機でもどります。

 

 

追記:
DroidKaigi 2018 の技術的により込み入った話については、個人の技術ブログに書きました。もし興味のある方は、ご覧くださいませ。