匠の相駕籠

ソフトウェア開発者の日常 - メメントモリ公式ブログ『匠の相駕籠(たくみのあいかご)』

3月11日から7年

3月11日の震災から7年も経過しました。

 

震災の日のことはよく覚えています、当時、以前勤めていた会社をやめたばかりで、何を仕事にして暮らしていこうかと考えていました。会社をやめたときは、プログラマーという道も向いてないと思い、それすらも考え直していた時期のような気がします。25歳くらいのときですね。ニュース速報を聞いて、津波に流されていく大量の車の映像を、この世のものとは思えない気持ちで見ていました。あの車、人が乗ってる..。あれから随分、時間が経ちました。

 

昨日の朝刊(2018年3月11日)ですが、『「賠償もらってるんだろ」避難生活、なぜ自分が卑屈に?』という朝日新聞の記事を読みました。

 

私は、原発は一刻も早く止めてほしいと思います。

 

地震、津波、火災などによって多くの人が命や住まいをなくしました。原発は人災でしょう。原発によって、故郷という土地を永久的に失った人もでました。ひとたび事故が起きてしまえば、もう二度と、その故郷には帰れなくなるのです。

 

原発にはまだまだ問題があるでしょう。原発の除染作業員は、死の仕事ですが、これを担っている人は、いわゆる社会の低層に位置づけられる人々でしょう。原発自身が生み出し続ける、使用済み核燃料。これを永久的に処分する方法はまだなく、捨てることができないゴミがどんどん産まれています。

 

ここまででも十分に腸煮えくり返る思いですが、この日の朝刊は、もう一つの問題を教えてくれました。賠償金によって、避難生活を送る人々に差別がうまれている。

 

家や仕事、故郷を失った人々に対して、できるだけ手厚くするという名目で、賠償金自体はかなり多額のものになるそうなのですが、不幸にも、これによって賠償金を受け取っている人間は金持ちだなどと、差別やいじめがうまれている状況があるようです。

 

もともとは原発の事故からはじまった大きな歪み。こんなものを、子どもたちの世代に残したくない。